
印字を理解して綺麗なチケットを作る
印刷したチケットに後から印字するナンバリングの仕上がりは、どれだけチケットに馴染むかがポイント。そのためにも、ナンバリング印字に関してしっかり確認しておきましょう。
ナンバリング仕様の確認

ナンバリング機で印字される座席番号や数字は、文字サイズや色に制約があります。
▼ フォント
フォント(文字)はゴシック系と明朝系を選べます。チケットのデザインとの兼ね合いを考えてお選びください。
演奏会やスポーツイベントの座席指定券に公演日別の指定券。ナンバリングを使えばどんなチケットも簡単に印刷できます。
座席指定券で活用されるナンバリングは、その応用範囲は無限大と言ってもいいほどなのですが、使い方や料金のポイントはただひとつしかありません。
それは、どの部分が変化して行くのかということ。
変化する部分を設定する都度に料金が発生するので、無駄なく効率のいい設定をすれば、票券管理やチケット販売が楽になるだけでなく、チケットの印刷代金も抑えることが可能になります。
ナンバリング料金の計算式はこうです。
この設定料金に、チケット1枚づつに印字する印字する、単価2円を枚数分加えたものがナンバリング代金となります。
ナンバリングが変化する場所を1箇所設定するごとに1,000円の設定料金がはっせいします。
このナンバリング設定は、数字が1箇所ということではなく、スペースが1箇所と考えてください。
たとえば、『A列12番』というナンバリングする場合は、『A列』と『12番』の2箇所を設定してもOKですし、『A列12番』と設定しても大丈夫です。
※エクセルデータは『A列12番』『A列13番』という風に作ってくださいただし、『A列12番』と一気に設定すると、途中で『バルコニー 14番』のような長い文字がでてきた場合は、ナンバリングのスペースから文字がはみ出してしまう場合がありますしし、エクセルデータ入力で全角文字と半角文字とを混在して入力している場合なども、やはりはみ出してしまうことがあります。
また、同じ項目(列や番)を本券と半券に設定する場合は、2箇所ではなく1箇所計算となります。
印字は1枚2円となります。
ナンバリングとは、印刷物に再度ナンバーを印字することです。
つまり、ナンバリングを使って座席指定券を作るということは、印刷されたチケットに座席番号などを再度印字することで、チケット管理をスムーズに行う技法の名称だと思ってください。
しかし、だからといってナンバリングを座席番号を入力するだけのものだと思ったら大間違い。
ナンバリングで数字だけを入力したって抽選券や整理券などを作ることができまし、文字も入力可能ですので、日付別のチケットや会場別のチケットを作ることも、出演者別のチケットを作ることだってできるんです。
ナンバリングの基本的な利用法は次の3つ。
イベント運営の基本とも言える票券管理(チケット管理)で、ナンバリングが多大な効力を発揮します。
管理するための連番を入れたり、券種や席種、販売経路別の記号などを印字しておけば、公演後の集計だけでなく、チケットの販売中でも状況確認が簡単にできます。
ナンバリングの最大活用法が座席指定券を作ること。
これは特に解説する必要も無いほど浸透していますが、『列・番』だろうが『階・列・番』だろうが関係なく印字が可能です。
弊社でナンバリングを最大限に有効活用している劇団さんは、座席指定だけでなく、日時指定や全国公演での会場指定、ステージ別のゲスト名まで入れているほど。
チケットなども作れるナンバリングですが、用途はそれだけではありません。
他にも、クーポン券の有効期限を数パターン入れたり、イベント会場のアトラクション名を入れ替えたチケットを作ったりと、ナンバリングには数限りない利用方法があるのです。
ナンバリングを活用すればいろいろなチケットが作れるといっても、いざナンバリングをしてみようと思ったところで、そうそうアイデアが浮かんでくるわけはありません。
そこで、ナンバリングを活用したチケットの実例を見ながら、いろんなナンバリングの方法をご紹介したいと思います。
こんな便利なナンバリングですが、そこはやはり車の運転やパソコン操作と同じで、いきなり活用できるわけではありません。
そこで、ナンバリングのやり方やナンバリングにかかる料金、その活用方法などを大解説。
コレさえ読めば、あなたが作りたいナンバリングチケットが簡単に作れます。