座席指定券といえば、やはり階・列・番

座席指定券と聞いて誰もが思い浮かべるナンバリング設定といえば、やはり「階、列、番」。

座席指定券という言葉からも、座席の位置を指定するのがこのチケットの役目で、ほとんどの会場が列と番で座席を区分けしています。
もちろん、会場によって2階や3階という階の設定が入ってくる場合は、それもナンバリング項目として設定すればいいだけです。

このとき、「列」や「番」という単語が一文字のため、それ以外の桟敷やブロックというような言葉がナンバリングでは使えないと思いがちですが、ナンバリングデータとして設定されていれば、数字でも文字でも入力は可能です。

 

ナンバリング例

Aブロック 2列 24番
桟敷席 1列 5番

 

ナンバリングデータの作り方

単純な階、列、番であれば、エクセルの〔縦方向〕に階、列、番を設定するだけでOK。

階列番

これは、階の部分がブロックになったり、競技場のような広い会場の場合は「ゲート」「入り口名」になったりする場合もあります。

階列番 イレギュラー

 

会場にあわせたナンバリングデータの作り方

いつもホールのコンサートばかりに行っていると、つい会場の形は四角形だと思い込んでしまいがちですが、実際には微妙に変形している会場の方が多いのが現実。
そして、そんな会場では必ずイレギュラーな席が出現した入りします。

そんな会場の座席指定券を作る場合は、ナンバリング用のエクセルデータをひと工夫すればOK。

ポイントは、座席番号の入力時に「列」や「番」という文字まで入れてしまうこと。

階列番 イレギュラー2

そうして、チケットのデザインでもナンバリング位置を広めに取っておけば、急に文字数が増えてもうまく収まります。