ナンバリングチケットの作成は2段階
ナンバリングチケットは、2段階の作業を経て仕上がります。チケットをオフセット印刷で印刷
まず最初に、ナンバリング部分が空欄のデザインのチケットを、オフセット印刷で印刷します。普通の印刷方式ですから、特殊なデータを作る必要もありませんし、仕上がりももちろん綺麗です。
刷り上がったチケットにナンバリング
次に、仕上がったチケットにナンバリング内容を印字してゆきます。そのため、印刷とは別に1日のナンバリング作業日が必要になりますし、ナンバリング機の印字能力(、6000字/1日)との兼ね合いで、ご依頼1件に対して1日3000番までしか印字ができません。
連続公演やドーム公演などのご依頼の場合、2~4日印字に必要になる場合がありますのでご注意ください。
チケットデザインには最新の注意を
このように、印刷したチケットに後からナンバリング処理を行いますから、どうしてもベーツとなるチケットのデザインに制約が出てしまいます。▼ 濃い色の上に印字すると読めません
チケットに地色を敷いたり写真を背景に使ったりしたて、ナンバリングする位置に濃い色の背景があると、その上から印字しても読めないということが起こります。できるだけ、ナンバリングする位置は白枠などで囲った何もないデザインをご検討ください。
▼ 細い隙間にナンバリングするとずれます
ナンバリング機の印刷精度は、オフセット印刷機よりも劣ります。また、一度印刷されている紙に印字するため、用紙字体が若干ですが平らでなくなています。
そのため、ナンバリングの印字位置は各チケットごとで数ミリのズレが発生します。
周りに何もない図案であれば数ミリのズレは全くわかりませんが、微妙な隙間にナンバリングするようなデザインの場合は、他のデザイン要素に重なったりすることがありますから、余裕のあるチケットデザインをおすすめしまう。