チケットの中は使えたいことだらけ
ナンバリングチケットは、印刷後にエクセルのデータを入力する方式ですから、数字以外の印字も可能。
もちろん、半券と本券で別々のナンバリングにしてもかまいませんし、組み合わせることでいろいろな情報をのせることができるので、ナンバリングの形式は無限にあるといってもいいほどです。
ナンバリングをご理解いただけば、座席指定券以外にもいろんな形のチケットが作れますよ。
チケットごとで日時や時間を変える
イベントの開催日時やステージの時間を変えるのはもとより、整理券で枚数を進むごとに残り枚数をカウントダウンしたり、イベントに合わせた入場制限者数を変えることまでできます。チケットごとで固有名詞を変える
会場名にイベントスペースのエリア名。展示会場でのセミナー名や、アミューズメントでのアトラクション名まで。固有名詞を変えると、そのチケットが指定するものが変わる。
こうなってくると使い方は無限に広がってきます。
ナンバリング設定、これだけは忘れずに
設定で料金が変わります
2012年 4月 24日 14:00開演年・月・日・開演を別々設定すると設定は『4箇所』となり、設定料金は4,000円が必要になります。
でも、 2012年4月24日 14:00開演
と記載事項をまとめてしまえば、設定は2箇所で済みます。
ただし、そのためのナンバリング用エクセルデータを作るのは少し難しくなるのと、チケットのナンバリングスペースにがきれいに収まらない可能性が出てきますので、その点に注意しましょう。
はみ出しには要注意
上のチケットは、それまで数字だったナンバリングスペースに、突然車いす席の表記が入ったために席番の表記がはみ出した例です。
1箇所に多くの文字を入れると、はみ出してしまったり、他のチケットと文字位置がずれたりすることが起こります。
また、デザインとのバランスが大きく崩れて、表記の意味がわからなくなるることもあるので、記載要素をブロックごとで考えるのがベストです。
文字間隔は調整できません
ナンバリング機での印字では、文字の間隔は微調整できません。例 … 2012年4月24日 (水) 14:00開演
上の例は、3設定の曜日の『かっこ』部分が、文字間隔の調整ができないためにやけに広がって印字された例。
この場合などは、別ブロックに曜日を設定すればブロックごとの配置位置を調整できますから、このような間延びしたナンバリングを避けることができます。
特に、途中で文字数が大きく変わる場合や表記方法が極端に変わる場合は、設定したブロックに収まりきらずに、文字が欠けてしまう場合がありますので、必ず事前にご連絡ください。