覚える操作はドラッグのみ
座席指定券のエクセルデータを作るのに、難しい操作は必要ありません。セル(ます目)に数字を入力したら、あとはドラッグするだけです。
項目設定をしよう
最初の行(横の並びを行、縦の並びを列と呼びます)に、チケットに設定するナンバリングの項目を入力します。文字や数字を入力するます目のことをセルと呼びますが、ひとつのセルにはひとつの項目を入力します。
決して、セルの中に複数の項目の数字が混在しないように注意しましょう。
数値をしよう
今回は、『階』 『列』 『番』 の座席指定券を作ります。最初に『階』の設定です。
階という文字のの下に1と入力します。
これが、チケットでは『1階』と表示されます。
こうして、座席指定のデータはを各項目の下に順次入力して行きます。
ドラッグして連続入力
ココからが、パソコンの便利さを実感する瞬間。最初の数値を入力したら、その数値を入力したセル(ます目)の右下角にマウスをもって行きましょう。
すると、マウスが『十』に変化しますので、そのまま下方向にマウスを押したまま下げて行きます。
この、マウスボタンを押したままマウスを移動させることをドラッグといい、複数のセルを選択するときに使います。
先ほどの、マウスが『十』になったときにドラッグをすると、入力していた数値がドラッグした方向へ連続してコピーされて行きまから、これを使えば1階席が600席あっても簡単に1という数字を600個入力することが可能です。
連続した数字も自動で入力してくれる
この機能には、さらに便利な使い機能が隠されています。それは、座席番号のように数字が変化するようなデータも、ドラッグで簡単に連続入力ができてしまうというもの。
最初に、席番号のセルに『 1 』 『 2 』 と入力します。
そして、先ほどと同じように、右下にマウスを持って行ってポインターが『十』に変わったら、必要な数だけドラッグをします。
そうすると、今度は連続した数値がセルに入力されました。
これは、最初に数値の並びの規則性をこのシートが認識して、その規則性に沿って数字を自動で入力してくれるという機能のおかげ。
ちなみに、最初に3づつ増える数値を設定しておけば、3づつ増える数値が自動で入力されて行きます。
不要な座席も入力してから削除すると、作業も早い
このようにして、簡単に連続した数値が入力できるのですが、劇場はすべての座席番号が並びの数字だとは限りません。そんなときは、1から50までの座席番号が最多の場合、すべての座席番号を入力したのちに、不要な座席の番号の部分を選択して『を『削除』すればいいだけです。
不要な部分の数値が、シートの左端の数字部分を選択して『右クリック』。
出てきたメニューの中から『行 - を削除』を選んで行ごと削除してしまえば簡単です。