チケット1枚づつ違う内容を印字するのがナンバリング
ナンバリングが便利だということはわかっていても、そのナンバリングがどんなものかは、意外とわかっていなかったりするもの。
便利な機能なのに、中身をよく理解していないためにうまく活用しきれていないナンバリングを、わかりやすく解説します。
ナンバリングは、数字以外も印字できる優れモノ
ナンバリングという言葉から、数字だけを印字すると思われがちですが、正式にはバリアブル印刷と呼ばれ、数字以外も印字することができるんです。
連番でチケット管理をしたり、座席番号を印字するして座席指定券を作ることばかりを連想しがちですが、日にちや会場名、やろうと思えば演目や出演者の名前まで印字できるのがナンバリング。
ナンバリングを理解すれば、あなた思い通りのチケットを作ることができます。
ナンバリングで、こんなチケットが作れます
▼ 座席指定券
ナンバリングチケットの定番は、やはり座席番号が入った座席指定券。
この座席指定券だって、単純な列・番だけでなく、S席やA席という席種から、席種別で違う料金まで、いろんな形でナンバリングが可能です。
▼ 会場別イベントチケット
大きな野外イベントで複数の会場があったり、ツアーでいくつもの会場を回るときにも、ナンバリングチケットは威力を発揮します。
会場名をナンバリングすれば、イベントやツアーとしての統一したチケットデザインができて、会場名だけは差し替えることができる。
もちろん、日にち別のチケットにすることだって可能です。
▼ 曲目をチケットに書いてしまう演目別チケット
複数ステージがあるライブで、ステージごとに曲目を変えたり、セミナーなどで内容別のチケットにしたりと、ナンバリングチケットの応用力たるや凄いのひと言。
十分なスペースを取っていれば、ある程度の文章だって入力可能です。
▼ 今日のゲストを書いてしまう
ゲストミュージシャンにお笑いライブの出演者。
ステージごとや日替わりで出演者に変動があるときでも、ナンバリングを活用すれば1種類のチケットデザインで大丈夫。