【基本】ナンバリングチケットのどこが変わるのか
ナンバリングでチケットを作る時に、最初に決めるのは、チケットのどの部分が変化するのかということです。
座席指定券と聞くと、列・番や階・列・番が変化するというのがすぐに浮かんでくると思いますが、1階席と2階席とで料金が違う場合は、料金も変化させなければいけません。
また、スタジアムクラスの会場の場合は、入口別の記載が必要になったり、ブロック表記が発生したりもします。
他にも、日にち別、会場別、出演者別のチケットをナンバリングして印字したり、個別の注意書きすらナンバリングで処理することも可能なのです。
ナンバリングの形態にあわせてチケットデザインを決める
ナンバリングは、まずチケットを印刷した後にナンバリング部分を印字します。
そのため、チケットデザインを考える時点で、ナンバリング位置を考慮したデザインにする必要がでてきます。
せっかく個性的なナンバリング方法を思いついたとしても、それを印字するスペースがチケットに無ければなんの意味もありません。
過去には、たくさんの項目を設定したのにナンバリングスペースが小さいために、とても小さな文字でナンバリングをすることになった。
写真の上にナンバリングをしてみたら、ナンバリング文字が読めなかった。
などの失敗例はたくさん存在します。
ナンバリングの設定項目は票券管理だけでなく、チケットのデザインにも大きく影響することを理解してください。
事前に理解しておくべきナンバリングのチェックポイント
▼ 何を変化させるのか
▼ あとから印字することの難しさ
▼ 用紙は上質紙のみ